素足だと少し肌寒いけど、タイツを穿くには早すぎる…そんな端境期こそソックスの出番。でもいまだに正解がわからないとの声も! いち早く上手にはきこなしている、アパレルプレスの皆さんに聞きました。
【白スニーカー×白ソックス】なら迷わない!コーデ4選
靴下コーデ初心者なら、まずは白で統一した組合せを試してみて。ダークな色味や重量感のある着こなしが多くなる秋冬コーデに軽やかな抜け感を与えてくれます。
1.浅沼梨花さん/AUTRYプレス
「素肌の見え方を意識することで、靴下を大人っぽく取り入れられます。カジュアルなデニムのロングスカートに合わせて足元もライン入りの靴下でスポーティな雰囲気に。」
ラインのアクセントが入ることでシンプルながらも物足りなさを感じさせないバランスに。
socks…AUTRY
shoes…AUTRY
coat…ASPESI
tops…FILIPPO DE LAURENTIIS
skirt…Levi,s(私物)
bag…LOUIS VUITTON(私物)
2.森田雅子さん/MIESROHEプレス
「ラメシャギーの糸を使用したニットパンツをソックスイン。靴下をコーデのポイントにするときは、スポーティになりすぎないよう、どこかに女っぽい要素をプラスします。」
ソックスインの足元にはスニーカーが好相性。靴下は厚手のものを選ぶとメリハリが生まれて◎。
socks…靴下屋
shoes…New Balance
shirts…MIESROHE
bottoms…MIESROHE
bag…MIESROHE
3.牧原綾香さん/YANUKプレス
「YANUKの黒スキニーをソックスインしてスポーティな着こなしに。トップスはあえてメンズサイズのフーディを選んで、ゆるピタのバランス感に。お尻周りも隠せて一石二鳥です。」
余白のないぴたっとした靴下ではバランスが取りにくいのでくしゅっとたゆませられるタイプを選ぶのが鉄則。
socks…靴下屋
shoes…NIKE
tops…YANUK
bottoms…YANUK
bag…HEREIAM
4.新田ららさん/SHIPSプレス
「ポケットが特徴的なフィールドベストは、セットアップで着ることできれいめな雰囲気に。足元の白がクリーンなインパクトを残し、コーデに軽快さが生まれます。」
シアー感のある靴下で抜け感をプラス。重量感のあるセットアップと緩急をつけることで今っぽいバランスに。
socks…Piedi Nudi
shoes…AUTRY
shirt…séfr
vest…Uhr
skirt…Uhr
【プチヒール×リブソックス】なら滑りにくいコーデ4選
なんとなくハードルの高かったヒール×ソックスも、この組み合わせで万事解決!?気温的にも素足に靴下がちょうどいい今こそ4人をお手本にチャレンジしてみて。
1.長谷川瑞佳さん/Plageプレス
「靴下は合わせ方によっては子どもっぽく見えるので、コーデに取り入れるときは抜け感を大事に。グレーから黒へトーンと素材感で動きをつけた着こなしの足元に白を効かせて。」
靴下は少したゆませて。バックストラップのあるパンプスを選べば滑り軽減にも効果的。
socks…MARCOMONDE(Plage別注)
shoes…PELLICO
jacket…Plage
bustier…Plage
skirt…R’IAM-PLAGE
belt…LEFIJE
2.高橋 咲さん/BEAMSプレス
「バブリーな雰囲気に転がりがちなツイードカーデ×ミニスカートに、靴下を取り入れて今っぽく。暖色のゴールドにあえて寒色の靴下を合わせて遊び心を示します。」
派手すぎるかも…と躊躇しがちな靴ほど靴下を挟むことでマイルドな印象に。
socks…Pantherella
shoes…NEBULONI E.
cardigan…Demi-Luxe BEAMS
t-shirt…Demi-Luxe BEAMS
skirt…Ray BEAMS
bag…Cambridge Satchel
3..右田舞花さん/BEAUTY&YOUTHプレス
「ベイビーチックなニットのセットアップは全身をモノトーンで抑えることで大人っぽく。靴下のアクセントで地味見えを回避し、こなれ感もアップします。」
モヘアっぽい起毛感のある靴下ならカジュアルになりすぎず季節感もしっかりカバー。
socks…BEAUTY&YOUTH
shoes…Arrum
coat…ATTISESSION
tops…H BEAUTY&YOUTH
bottoms…H BEAUTY&YOUTH
4.山浦まりなさん/SNIDELプレス
「ジャケットライクなトップス×ミニスカートのセットアップはきちんと感があるので、靴下も透け感のあるものをチョイスしテンションを合わせました。」
定番のリブソックスもシアー感のある素材ならトレンド感満載。安定感のあるローヒールが正解です。
socks…私物
shoes…SNIDEL
jacket…SNIDEL
bottoms…SNIDEL
bag…SNIDEL
【厚底靴×シアーハイソックス】なら細見え!コーデ3選
脚をほっそり見せたいなら、今季豊作のシアーハイソックスを試しては。タイツ感覚ではける薄手のものなら、重たい印象にならずふくらはぎを自然にカバー。厚底靴に合わせてスタイルアップを狙って。
1.山浦まりなさん/SNIDELプレス
「ミニ丈ワンピで幼い印象にならないよう、落ち着いたダークグレーを選びました。細ベルトでウエストマークすることでスマートな印象に。」
黒のシアーソックスを同じく黒のローファーに繋げる感覚で合わせて。細見えだけでなくコーデの鮮度も高まります。
socks…私物
shoes…SNIDEL
tops…SNIDEL
dress…SNIDEL
bag…SNIDEL
2.右田舞花さん/BEAUTY&YOUTHプレス
「ハイソックスにミニ丈を合わせてバランス良く。アウターもボトムスと同じくらいの丈感なので、上のほうに重心が集まり、自然に脚をほっそり見せられます。」
シアー素材は生地に厚みがないぶん、脚が細く見えます。色は引き締め色の黒を選ぶと尚良し。
socks…BEAUTY&YOUTH
shoes…PUMA(私物)
jacket…ARMY TWILL
tops…OUR LEGACY
skirt…Steven Alan
3.高橋 咲さん/BEAMSプレス
「ジャケットをオーバーサイズめにすることで、相対的に脚がほっそりと見えます。お尻周りもカバーしてくれるので、体にフィットするレギンスも気兼ねなくはけますよ。」
シアー感のある素材だからより一層ひざ下のラインがスッキリ見えそう。ひざ下にリブがあることでメリハリも生まれます。
socks…Kiwanda(私物)
shoes…Demi-Luxe BEAMS
jacket…maturely
shirt…AK+1
short pants…私物
bag…CHRISTIAN VILLA
cap…Editor坪田あさみ×woadblue×Demi-Luxe BEAMS
【ショートブーツ × 締め色ソックス】でミニボトムスコーデ4選
大人のミニスカートはいかに子どもっぽく見せないかが課題。ボリュームのあるショートブーツに同系色の靴下を合わせたら、引き締まった大人の着こなしに。大のミニボトムス好きという水谷さんがお手本!
水谷優芽さん/ESTNATIONプレス
「スカートは丈が短い分、レザー素材でキリッと辛めの要素をプラス。黒い靴下をINして足元をダークな色で引き締めたら、秋冬のムードによく合うシックな着こなしに。」
靴下コーデ初心者は足元の色を合わせるか靴の色味を拾った靴下を選ぶとうまくいきます。靴下が少し覗く長さがベスト。
socks…WRAY
shoes…BOTTEGA VENETA
shirt…Nails
tops…ESTNATION
skirt…LITKOVSKA
\次注目しているのはラインソックス!/
「スポーティなライン入りリブソックスをトラッドに合わせた、MIX感のある着こなし。意外性はありつつも、トップスと靴下を白で揃えているので唐突感はありません。」
socks…MARCOMONDE
shoes…ESTNATION
jacket…HALF BOY
tops…ESTNATION
skirt…ESTNATION
\水谷さんのインスタからキャッチ!/
友人と熱海に行ったときの一枚。アクティブに動けるスニーカー×靴下にニットパンツを合わせました。ミニ丈ボトムもTPOに合わせて使い分けています。
socks…BLEUFORET
shoes…NIKE
shirt…ESTNATION
「膝丈のバミューダパンツは"買ってよかった"とはくたびに思うお気に入り。トップスの色を合わせてセットアップのように着れば、靴下合わせも幼く見えることはありません。」
socks…BLEUFORET
shoes…NIKE
pants…ESTNATION
「どうせ見えない?」パンツのときこそ【ハデ色ソックス】がおすすめ!
ワイドめパンツのときはどうせ見えない?いえいえ、脚を組んだときに意外と見られているから、あえてハデ色でアピールを!
ベルトクロッグ×赤ソックスでマニッシュな足元に。ほんのりシアー感のある赤が辛口の着こなしによく似合う。(新田ららさん・SHIPSプレス)
緑の靴下を覗かせて、足元から秋のムードに。白スニーカーはどんな色や柄も受け止める万能選手。(長谷川瑞佳さん・Plageプレス)
ローファーとデニムの間に赤ソックスを挟んで足元を更新。(牧原綾香さん・YANUKプレス)
撮影/木村 敦(ajoite) 取材/伊藤綾香 編集/小林麻衣子 再構成/Bravoworks,Inc.